ホワイトヘッドの形而上学

ホワイトヘッドの形而上学

1924年に渡米後、ホワイトヘッドは、ハーヴァード大学で哲学教授を務め、1925年には、最初の形而上学的著作『科学と近代世界』を刊行します。中期ホワイトヘッドの主題が自然哲学であったのに対して、後期ホワイトヘッドの主題は、形而上学あるいは宇宙論です。では、『科学と近代世界』とはどんな著作なのでしょうか。

目次
『科学と近代世界』―隠された編纂史
有機体の哲学の成立
出来事論・相対論・時間論
出来事の個体性と量子論
現実的生起・抱握・結合体の発展史的起源
中期哲学における「経験」「主体」「心」
ローウェル講義における経験・主体(性)―抱握の発展史的起源―
現実的生起・結合体の発展史的起源

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