主要著作目次
● 岡本賢吾、加地大介、戸田山和久 共訳 『プリンキピア・マテマティカ序論』 哲学書房、1988年。
はじめに
『プリンキピア・マテマティカ』一版への序論
まえがき
第一章 種々の概念と表記法についての予備的説明
第二章 論理的タイプの理論
Ⅰ 悪循環原理
Ⅱ 命題関数の性質
Ⅲ 真と偽の定義並びにその体系的な多義性
Ⅳ なぜ関数は特定のタイプの代入項を要求するか
Ⅴ 関数および命題の階層体系
Ⅵ 還元公理
Ⅶ 還元を承認する理由
Ⅷ 矛盾
第三章 不完全記号
Ⅰ 記述
Ⅱ クラス
Ⅲ 関係
● 第1巻 『初期数学論文集』、橋口正夫、松本誠、藤川吉美訳、松籟社。
第1章 基礎的考察
1. まえおき
2. 純粋数学の特性
3. 幾何学の定義
第2章 分類の公理
4. 射影幾何学の公理
5. 調和的関係
6. 調和共役点の一意性
7. デザルダの定理
8. ファノーの公理
第3章 射影的対応
9. 射影的関係
10. 射影的対応の二階性
11. 射影幾何学の基本定理
12. パップスの定理
第4章 順序
13. 線分
14. 順序の公理
15. 向きの同調性
16. 線分の定義の拡張
17. 順序に関する定理
18. 調和点系
19. ルェロウト-ツォイテンの定理
20. フォン・シュタウトの連続性証明
第5章 四角形性対合
21. 対合と基本
22. 四角形性対合の定理
23. 特別な場合
24. 四角形性対合に関する定理
25. 基本定理に同値な定理
26. 四角形性変換と展景変換
第6章 直線の座標系
27. 数と幾何学
28. 量の体系
29. 正の量と負の量
30. 展景変換と量
31. 展景変換と量の公理
32. 展景変換と順序
33. 展景変換と順序(つづき)
34. 直線の座標系の定義
35. いたるところ稠密な点集合の構成
第7章 座標
36. 座標系の比較
37. 平面の座標
38. 非調和比
39. 特別な場合
40. 非調和比と座標系
41. 座標変換
42. 空間の座標
第8章 存在定理
43. 射影幾何学の存在定理
44. 基本定理の独立性
45. 基本定理の独立性(つづき)
46. 基本定理の独立性(つづき)
47. 基本定理の独立性(つづき)
48. 基本定理の独立性(つづき)
● 第2巻 『数学入門』、大出晃訳、松籟社、1983年。
第1章 数学の本質的抽象性
第2章 変数
第3章 応用の方法
第4章 力学
第5章 数学における記号の使用
第6章 数の一般化
第7章 虚数
第8章 虚数(つづき)
第9章 座標幾何学
第10章 円錐曲線
第11章 関数
第12章 自然界における周期性
第13章 三角法
第14章 級数
第15章 微分法
第16章 幾何学
第17章 量
● 第3巻 『自然認識の諸原理』、藤川吉美訳、松籟社、1981年。
第1部 科学の伝統
第1章 意味
1. 伝統的な科学的諸概念
2. 哲学的相対性
3. 知覚
第2章 力学の基礎
4. ニュートンの運動法則
5. エーテル
6. マクスウェルの方程式
補遺1 ニュートンの運動法則
補遺2 クラーク・マクスウェルの方程式
第3章 科学的相対性
7. 一致集合
8. 運動論的諸関係
9. エーテル内の運動
10. 補遺
第4章 合同
11. 同時性
12. 合同と認知
第2部 科学の与件
第5章 自然の諸要素
13. 自然の多様化
14. 出来事
15. 対象
第6章 出来事
16. 出来事の感知
17. 外在性の定項
18. 延長
19. 絶対位置
20. 自然の共通性
21. 出来事の性格
第7章 対象
22. 対象のタイプ
23. 感覚対象
24. 知覚対象
25. 科学的対象
26. 自然の二重性
第3部 延長抽象化の方法
第8章 延長抽象化の方法の諸原理
27. 延長関係,基本的諸特性
28. 交差,分離,分解
29. 出来事の連接
30. 抽象クラス
31. 素と反素
32. 抽象要素
第9章 持続,瞬間および時間系
33. 反素,持続および瞬間
34. 平行性と諸時間系
35. 瞬時平面,瞬時直線,瞬時点
36. 平行性と順序
第10章 有限の抽象要素
37. 絶対素と出来事粒子
38. 道筋
39. 立体
40. 体積
第11章 点と直線
41. 停留点
42. 点跡と点
43. 平行性
44. マトリックス
45. 零跡
46. 直線
第12章 正規性と合同
47. 正規性
48. 合同
第13章 運動
49. 解析幾何学
50. 運動対称の原理
51. 合同の推移性
52. 運動論の三つのタイプ
第4部 対象論
第14章 対象の位置づけ
53. 位置づけ
54. 一様対象
55. 対象の諸成分
第15章 物質対象
56. 物質対象
57. 停留出来事
58. 対象の運動
59. 延長の大きさ
第16章 因果成分
60. 現われ性格と因果的性格
61. 現われから原因への移り行き
第17章 図形
62. 感覚図形
63. 幾何学図形
第18章 リズム
64. リズム
● 第4巻 『自然という概念』、藤川吉美訳、松籟社、1982年。
第1章 自然と思考
第2章 自然二元分裂論
第3章 時間
第4章 延長抽象化の方法
第5章 空間と運動
第6章 合同
第7章 対象
第8章 要約
第9章 究極的な物理学的諸概念
補注1 点に関するギリシア的な考え方について
補注2 意味づけと無限の出来事について
● 第5巻 『相対性原理』、藤川吉美訳、松籟社、1983年。
第1部 一般的諸原理
第1章 前置きの説明
第2章 自然の関係性
第3章 同等性
第4章 物理学の若干の原理
第2部 物理学的適用
第5章 運動方程式
第6章 dJ^2に対する公式について
第7章 不変重力場
第8章 みかけの質量とスペクトル偏移
第9章 惑星運動
第10章 電磁方程式
第11章 重力と光波
第12章 重力に対する温度効果
第13章 静電ポテンシャルとスペクトル偏移
第14章 リム効果
第15章 不変の振動方向と二重効果
第16章 定常的な電磁場
第17章 月の運動
第3部 初等テンソル理論
第18章 基本的諸概念
第19章 基本的諸性質
第20章 縮約の過程
第21章 二階のテンソル
第22章 ガリレイ・テンソル
第23章 テンソル成分の微分
第24章 若干の重要なテンソル
付録(1) アインシュタイン理論の観念論的解釈
付録(2) 相対性理論の哲学的観点
● 第6巻 『科学と近代世界』、上田泰治、、村上至孝訳、松籟社、1981年。
序
I. 近代科学の起源
II. 思想史における一要素としての数学
III. 天才の世紀
IV. 十八世紀
V. ロマン主義的反動
VI. 十九世紀
VII. 相対性
VIII. 量子論
IX. 科学と哲学
X. 抽象
XI. 神
XII. 宗教と科学
XIII. 社会進歩の要件
付録 T・S・エリオット『詩と宣伝』
● 第7巻 『宗教とその形成』、齊藤繁雄、松籟社、1986年。
序文
第一講 歴史上の宗教
一 宗教の定義
二 宗教の出現
三 儀礼と情動
四 信仰
五 合理主義
六 人間の上昇
七 最終的対照
第二講 宗教と教義
一 歴史における宗教的意識
二 宗教体験の記述
三 神
四 神の探求
第三講 肉体と精神
一 宗教と形而上学
二 宗教の形而上学に対する貢献
三 形而上学的記述
四 神と道徳的秩序
五 価値と神の意図
六 体と心
七 創造的過程
第四講
一 真理と批判
二 教義の発展
三 三つの伝統
四 神の本性
五 結論
「時間」
一 替越
二 把持
三 不完結性
四 客観的不死性
五 同時性
六 創期的としての時間
● 第8巻 『理性の機能・象徴作用』、藤川吉美、市井三郎訳、松籟社、1981年。
理性の機能
第1章
第2章
第3章
象徴作用―その意味と機能
献辞
序文
第1章
1 象徴作用のさまざま
2 象徴作用と知覚
3 方法論について
4 象徴作用が誤謬を犯しうる
5 象徴作用の定義
6 活動としての経験
7 言語
8 提示的直接性
9 知覚的経験
10 知覚的経験における象徴的関連づけ
11 心的なものと物理的なもの
12 提示的直接性における感覚所与と空間との役割
13 客体化
第2章
1 因果的能動性に関するヒュームの見解
2 カントと因果的能動性
3 因果的能動性の直接的な知覚
4 因果的能動性の原始性
5 知覚の諸様態の交叉
6 位置限定
7 厳密な明確性と重要性との対照
8 結論
第3章
象徴作用のさまざまな有用性
● 第9巻 『教育の目的』、森口兼二、橋口正夫訳、松籟社、1986年。
第1章 教育の目的
第2章 教育のリズム
第3章 自由と規律とのリズミックな要請
第4章 技術教育とその科学・文学に対する関係
第5章 教育における古典の位置
第6章 数学のカリキュラム
第7章 大学とその機能
第8章 思考の組織化
第9章 ある科学的観念の解剖
第10章 空間、時間、相対性
[ホワイトヘッド著『教育の目的』]
第2章
第4章
● 第10巻 『過程と実在(上)』、山本誠作訳、松籟社、1984年。
第1部 思弁的構図
第1章 思弁哲学
第2章 範疇の構図
第3章 いくつかの派生的観念
第2部 議論と応用
第1章 事実と形相
第2章 延長的連続体
第3章 自然の秩序
第4章 有機体と環境
第5章 ロックとヒューム
第6章 デカルトからカントへ
第7章 主観主義的原理
第8章 象徴的関連づけ
第9章 命題
第10章 過程
● 第11巻 『過程と実在(下)』、山本誠作訳、松籟社、1985年。
第3部 抱握論
第1章 感じの理論
第2章 原初的感じ
第3章 感じの伝達
第4章 命題と感じ
第5章 経験のより高次の諸相
第4部 延長の理論
第1章 整序的区分
第2章 延長的結合
第3章 平坦な場所
第4章 ひずみ
第5章 測定
第5部 最終的解釈
第1章 理念的に対立するもの
第2章 神と世界
● 第12巻 『観念の冒険』、山本誠作、菱木政晴訳、松籟社、1982年。
第1部 社会的
第1章 序説
第2章 人間の魂
第3章 人道主義の理想
第4章 自由の様相
第5章 力から説得へ
第6章 予見
エピローグ
第2部 宇宙論的
第7章 自然の法則
第8章 宇宙論
第9章 科学と哲学
第10章 新宗教改革
第3部 哲学的
第11章 客体と主体
第12章 過去、現在、未来
第13章 諸契機のグループ化
第14章 現象と実在
第15章 哲学的方法
第4部 文明化
第16章 真理
第17章 美
第18章 真理と美
第19章 冒険
第20章 平安
● 第13巻 『思考の諸様態』、藤川吉美、伊藤重行訳、松籟社、1980年。
第1部 創造的衝動
第1講 重要性
第2講 表現
第3講 理解
第2部 活動
第4講 パースペクティブ
第5講 過程の形式
第6講 文明化された宇宙
第3部 自然と生命
第7講 生命なき自然
第8講 生きている自然
第4部 エピローグ
第9講 哲学の目的
● 第14巻 『科学・哲学論集(上)』、蜂谷昭雄、井上健、村形明子訳、松籟社、1987年。
第1部 個人的随想
第1章 自伝的覚え書
第2章 思い出
第3章 あるイギリス人の教育
第4章 イギリスと“海峡”
第5章 良識に訴える
第2部 哲学
第1章 不滅性
第2章 数学と善
第3章 過程と実在
第4章 ジョン・デューイとその影響
第5章 意味の分析
第6章 斉一性と偶然性
第3部 教育
第1章 過去の研究―その効用と危険
第2章 教育と自己教育―イギリスの少年たちに
第3章 数学と一般教育―講演
第4章 一般教育における科学
第5章 歴史的変化
第6章 ハーヴァードの将来
● 第15巻 『科学・哲学論集(下)』、井上健、橋口正夫、村形明子訳、松籟社、1989年。
第4部 科学
第1章 最初の物理的総合
第2章 幾何学の公理
第3章 数学
第4章 非ユークリッド幾何学
第5章 指示,クラス,数,有効性
第6章 アインシュタインの理論